会社に求人があるか問い合わせしてみよう

求人広告を出すほどではないけど人が欲しいということはあり得る

自宅近くに大きな工場があり、そこで働きたいと思っているものの、求人情報誌や求人チラシに載っていないので応募できないという場合、試しに直接、工場に「働きたい」と電話してみるといいでしょう。案外、求人広告を出すほどではないが、一人ぐらい雇いたいと考えていたということもあるかもしれません。また、大きな工場であればそこに入っている会社も結構あります。たとえば、社員食堂を展開している会社などです。もしかしたら、そういったところに「工場で働きたいという人がいるんだけど、そちらで欠員などは出ていないか」と聞いてくれるかもしれません。 過去にその工場で働いていたという経歴があるなら、さらに雇ってもらえる確率は高くなります。もちろん、どれぐらい働いていたのかにもよりますが、たとえば10年近く働いていたというケースなら、当時、一緒に働いていた社員が管理職になっていることも多く、その人が口をきいてくれる形で働けるかもしれません。また、一緒に働いていた社員がちょうど人が欲しかったということなら採用してもらえる可能性があるでしょう。工場の仕事というのは、ある程度、慣れや適性が必要なので、以前働いている人なら雇う方も安心だからです。

募集していないといわれたらすんなり引き下がった方がよい

では、工場に問い合わせをしてみて、「今は募集していません」とあっさり断られてしまった場合はどうすべきでしょうか。この場合は当然、すんなりと引き下がった方がいいでしょう。もしかしたら、「どうしても働きたいのでお願いします」と強く押せば、採用に関する部署の責任者につないでくれるかもしれません。ただ、そういうケースは例外的であり、代表電話にかけて「募集していない」といわれたら、基本的には雇ってもらえる可能性はかなり低いのです。あまりにもしつこく問い合わせをすると、名前を覚えられてしまい、いざ求人広告が出たときに応募しても問答無用で落とされてしまうかもしれません。

電話したら募集していないといわれたけど、次の週に出た求人情報誌に広告が載っていたという場合はどうでしょうか。会社はスケジュールに従って動いており、来週、求人広告が出るとわかっていても、それ以前に「雇ってほしい」と電話をかけてきた人を「ちょうどよかった」と採用することは基本的にありません。したがって、求人広告が出る少し前に「雇っていない」といわれても、それは嫌がらせをされたとか嘘をつかれたということではないのです。したがって、求人広告が出てから改めて応募すればいいでしょう。

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