工場の求人を一番お手軽に探せるのが求人情報誌です。工場の求人が掲載されやすい媒体として、雑誌のほかに新聞に折り込まれるチラシが挙げられますが、チラシの場合は新聞を月極で購読していないと見られません。コンビニに行って朝刊を購入しても、求人チラシが折り込まれていることはないのです。その点、求人情報誌の場合、無料で配布されているものであれば、スーパーやコンビニ、あるいは電車の駅などに置かれていて自由に持ち帰ることができるので、ほぼ誰でも目を通すことが可能なのです。
では、求人情報誌で工場の求人をどのようにして探せばいいのでしょうか。一般的に、求人誌は特集を組むことが少なくありません。たとえば、「工場の求人特集号」であれば、最初の方のページからまとまって、いつもより多めに工場の求人が掲載されます。こういった号は自分に合った工場の求人を探す場合、狙い目といえるでしょう。もちろん、特集が組まれていないときでも工場の求人は大概掲載されています。求人情報誌にもよりますが、職種別ではなく、地域別に広告が掲載されていることが多いので、探すときは自分が住んでいる地域のページを開いてチェックするといいでしょう。
注意したいのが、面接場所と働く場所がまったく異なる求人です。たとえば、面接場所は東京であるため、東京のページに載っているものの、就労先の工場は神奈川にあるといったケースです。この手の求人は決して少なくないので、実際はどこで働くのかを必ず確認しましょう。確認を怠った場合、家から通うつもりだったのに寮に入らないとだめと聞かされて、結局自分から断ることになったということも起こりえます。面接場所と就労場所が違う場合、普通は「勤務地○○」と広告に大きく表示されているはずです。
求人広告内の住所を見ると自分が知っている工場だけど、募集している会社の名前はその工場を操業している会社の名前とまったく違うというケースもよくあります。これは、工場内で運営されている派遣会社が求人を募集しているからです。もしその会社を通じて働くとなった場合、工場に直接出勤するのではなく、まず工場の敷地内にある派遣会社のオフィスに顔を出してから工場へ向かうということになります。退社時もオフィスに立ち寄らなければなりません。もちろん、給料は派遣会社から支払われることになりますし、退職したいときはその意思をまず派遣会社に伝える必要があります。
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